高知県の東南端、室戸岬(むろとみさき)には
弘法大師 空海さまが修行をされていた洞窟があります。
高知駅から室戸岬までは電車が通っていないので、
途中の奈半利(なはり)駅で降りて、そこからバスに乗り換えます。
高知駅から奈半利駅までは、
各駅にアンパンマンのやなせたかしさんが描かれたキャラクターがいて、カワイイ^^
奈半利駅は、「なはりこちゃん」でした。
ずっと海に沿って走るので、バスからの景色はキラキラの海!
バスに乗ること1時間ほどで、室戸岬につきます。
海沿いを歩くと、標識を発見!
道路沿いにこんな風に洞窟の入り口がありました。
右が、神明窟(じんめいくつ)。
空海さまが修行をしていた洞窟です。
左が、御厨人窟(みくろど)。
空海さまが居住されていた洞窟です。
神明窟の方は奥行きがわりと浅くて狭いスペースで、
御厨人窟は入り口から奥まで細く道がつづいていて
奥に天井も高く、広い場所がありました。
修行には、わずかな場所しか必要なかったのでしょうね。
ロウソクの明かりが灯る中、膝をついて手を合わせて、
しばらく静かに時間を過ごしました。
ここに空海さまがいたなんて。
外から入るわずかな光と、海の音を聞きながら、
ここで修行し、生活をされていたのです。
信じられないような、でも本当のことです。
ふと振り返ると、洞窟の入り口の方からは
きれいな空と海がみえました。
今は、洞窟の前には舗装された道路がとおっていますが、
空海さまがいらしたときは、洞窟の手前まで海だったそうです。
ここで修行をしていたとき、空海さまはまだ「空海」という名前ではありませんでした。
輝く青い空と海に感動して、
自ら名前を「空海」と改めたのが、他でもないこの場所だったのです。
天才・空海を前にしても、
大自然はとてもとても大きかったのです。
今、わたしたちが見る空と海。
それは、空海さまがみたものと同じ。
空海さまも、ひとりの人間、ひとつの命。
「伝説の人」ではなく、はじめて「ひとりの人」として空海さまに触れられた気がしました。
行ってよかった、心からそう思えた旅でした。
空海さまも拝んだであろう室戸岬からの朝日。
海面がぼやぼやっとしているのは、海面と大気の温度差が大きいときに起こる現象で
このあたりではよく見られるそうですよ。
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