石垣島の川平(かびら)集落。
キレイで静かな川平湾を眺められる「川平湾公園」をお散歩していると、
公園の地図に「ウタキ」と書かれた場所をみつけました。
ウタキ(御嶽)というのは、沖縄で
神さまや仏さまへお祈りをする大切な場所のこと。
行ってみると、観光バスなどが泊まる駐車場からすぐのところに、
「川平観音堂」と名前がついたお堂が建っていました。
お堂の中には、小さく焼けた石のような観音さまが
ちょこんといらっしゃいました。
かわいらしい、小さな観音さま。
ダイビングショップも営んでいる島の方いわく、
この観音堂の起こりはとても古いそうで
石垣島の海の神さまのはじまりだそうです。
川平観音堂には、なんともかわいい由来が残っています。
順風がくるのを待って、川平に停泊していた船に
乗り遅れてしまった小僧さんが、神さま仏さまに祈ったら
船が戻ってきてくれたというお話。
その小僧さんが、のちに川平へ戻って和尚さんとなったんだそうです。
その恩を忘れないのがエラいですねぇ ^^
▼川平観音堂の説明(クリックすると大きくなります)
ちなみに、小僧さんが乗ったマーラン船というのは
沖縄の島々で輸送に使われていた船のこと。
今のように高速船や飛行機もない当時は、
乗るはずの船を逃してしまったら
何ヶ月もおうちへ帰れなかったり、とっても大変だったんでしょうね。
今でも、毎年お正月には
海にまつわる仕事をする人(漁師さんや船会社、ダイバーなど)たちが
ここに集まって、1年の安全を祈願をするそうですよ。
提灯がいっぱいついて、なんともにぎやかだそう ^^
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