お地蔵さまが怒ってる!
仁王さまのように怒ってる!!
これは、「おこりじぞう
」という絵本の1ページです。
「怒ったお地蔵さま?なになに??」と思って手にとってみたら、
原爆を舞台にしたとてもかなしいお話でした。
焼けただれた女の子が、お地蔵さまにむかって
「お母さん、お母さん、お水・・」
と歩きよってくる様子は本当に苦しくて涙が出てきます。
「わらいじぞう」と呼ばれ親しまれていたお地蔵さまは、
自分の力を振り絞って目を見開き、自分の目から涙をこぼして
その女の子に水をあげました。
最後、力を出し切ったように、
お地蔵さまのお顔は粉々になってしまったんだけれど、
この世界で起こった出来事へのお地蔵さまの怒りと、強い慈悲が伝わってきました。
戦争。
原爆。
かなしくつらいお話だけど、忘れてはならないこと。
こういう絵本はずっと大切にしていかなきゃ。
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絵本おこりじぞう![]()
山口 勇子 (著), 沼田 曜一 (著), 四国 五郎 (イラスト)
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コメント (4)
ふと沖縄での戦争体験者からのお話を思い出してしまいました
戦争の記憶は日本人の中から決して消してはいけないですよね
2010/01/25 at 19:07
強烈に胸が痛くなってしまいました・・・。
紹介してくれてありがとう。
2010/01/25 at 22:50
「おこりじぞう」…。はじめは、「怒っている地蔵様なんていないぞ!」と思ってしまいました。
でも、内容を知り心に滲みました。たいした知識もないくせに、仏像の知識にとらわれていた自分が恥ずかしくなりました。この物語は、本当に仏様の慈悲の心に溢れていますね。
2010/01/26 at 23:13
今度読んでみます。
2010/02/ 9 at 14:35